フリーランスが熾烈な「生存競争」を迎えるなか、「精鋭フリーランスチーム」として破竹の勢いで進化を遂げる新興勢力があります。
その名もStockSun株式会社。
StockSunは、Webコンサルティング会社で、フリーランスがチームとなって受託事業を行う会社です。設立が2018年6月で、2020年3月時点の単月の売上は約7,300万円になっているそう。
(引用:https://www.youtube.com/watch?v=3-O5kKDryEI)
今回は、同組織の中でも「No2」として活躍する、岩野 圭佑さんにお話を伺いました。
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岩野さんは、2019年3月より、代表の仲島とのつながりから「フリマネ」を導入。
2018年6月からはじめたフリーランス元年の個人売上がおおよそ6,000万円で、フリマネ導入後の2年目には約1億5,000万円ペースまで飛躍されているそう。
以下では大きく、
- フリーランスになったきっかけ
- フリーランス転向後の生活
- フリマネを導入したきっかけ
- フリマネの実際の使用感
- フリマネ導入後の変化
- Web系フリーランスへのメッセージ
について伺います。 売上アップしたいWeb系フリーランスは必見です。
※記事内に、岩野さんからいただいた「Web制作のノウハウに関する資料」を添付しております。また、記事の最後尾に「オトクな特典」も記載しておりますので、是非そちらもチェックしてみてください!
略歴
京都大学法学部卒業後、拓殖大にて安全保障の修士号取得。在学中、政治家秘書や株式会社FiNCでのインターンシップを経験後、株式会社ユーティルを友人と共同で創業。同社では、知識・経験ゼロの状態から立ち上げたサイト制作事業の拡大を牽引。2018年7月より独立し、StockSun株式会社に参画。得意領域は、事業統括(KPI策定・管理、マネジメント)、サイト制作ディレクションなど。
フリーランスになったきっかけ
岩野さんはもともと、どういうキャリアでしょうか?
大学院修了後、社会人を経ずに友人と一緒にWeb制作会社を立ち上げました。
その会社で3年とちょっと勤務したのち、独立と同時にStockSunにジョインしました。
社会人経験ゼロから立ち上げた会社では、どのような業務をしていましたか?
創業1年目はとにかくスキルがないので、Webどころではありませんでした…笑
ライティングから始まり、市場調査業務、資料作成業務など、仕事を選ばずにとにかく「自分ができそうなこと」を、他人の何倍もの労働時間を費やしながらこなしていました。
しかし、そうして1年身を粉にして働いたことで、最低限のビジネスマナーとスキルは身につけられたように思います。
2年目以降はどのような業務を行っていましたか?
いよいよ本格的に「Web制作」の領域に手を伸ばそうということで、いきなり「事業部長」の役割に就きました。
事業計画策定からはじまり、KPIの設定や営業オペレーション構築など、いわゆる「新規事業の責任者」としてチームを構築していきました。
これも1年目と同様に、ゼロから必死にキャッチアップする形で進めていきましたが、期初に立てた目標はなんとか達成できました。
2年目の終わりごろには、Web制作だけではなく「コンサルティング業」も行うようになっていました。
とはいえ、超安定的に仕事を獲得できるわけではなかったので、3年目は仕組みづくりやチームづくりのほうにシフトしていった形です。
キャッチアップ力がすごいですね笑 そんな中、なぜフリーランスに転向したのですか?
正直、年収の面は大きかったです。
実は、前職に属していた最後の半年ほどは、StockSun代表の株本から副業案件を受けていたのですが、副業をはじめて2か月目で当時の月収を上回ってしまったんです。
この社内と社外での「報酬の差」は、自分自身の今後を考える大きなきっかけとなりました。
あと、働き方に関しても理由の一つです。 前職に属していた3年目のころは、正直一人で動いているのとさほど変わりませんでした。
その頃も受託事業をやっているわけなので、スキルをキャッチアップしながらチームを組成し、案件をどんどんさばいていくというスタイルは、会社員でも一人でも変わらないわけです。
そうして悩んでいる中で、前職が「受託事業をストップして自社の新規事業に舵を切る」という転機を迎えました。
当然、私も悩みましたが、「まだ受託でやれることはたくさんある」と思い、前職をスピンアウトする形で独立することにしました。
フリーランスになってからの生活
フリーランスになってからはいかがでしたか?
個人としては、改めて苛烈な生活に逆戻りしました笑
収入は5倍、忙しさは前職3年目の2倍、といったところでしょうか。
とにかく独立直後は不安なので、どんな仕事も自分の労働時間を割いてがむしゃらにこなしていくのが一般的かと思います。それは私も同様でした。
もちろん前職時代も、「起業メンバーの一人」として、そういう働き方をしてきました。
ですので、会社員の方よりも圧倒的に「チームを組んで案件にあたる」という業務には慣れていた方だとは思いますが、それでも大分「満足に寝れない生活」は続きましたね笑
どのようにしてそこから対策しましたか?
自分の利益を大きく削って他人に業務を任せました。
当面は、大学の同級生や、かつて一度仕事をしたことがあるフリーランス、前職時代に知り合った方々などにお願いしました。
また、Facebookで求人募集投稿をしたり、Web系の知り合いが多いであろう知人に直接メッセージをしたりと、「優秀な人材探し」に奔走しました。
幸い色んな方々からご縁をいただき、今もずっと付き合っているパートナーがたくさん見つかりました。
ただし、中には言い方を選ばずに言うと「ダメ」な人もいたので、かなり失敗経験は積みました。
フリマネを導入したきっかけ
フリマネを導入したきっかけはなんでしょうか?
きっかけとしては、共通の知人つながりで仲島さんと出会い、本サービスを知ったことです。
もともとオンライン秘書系のサービスの存在自体は知っていましたし、興味がありました。また、外注がいかに大変なものなのかについても身に染みてわかっていました。
しかし、そこに対して相応の対価を支払う「価値」を感じづらいと思っていました。単に雑務を外注するだけなら、インターンで十分だからです。
しかし、フリマネは通常のオンライン秘書や経理代行などのサービスと違い、「仕組みづくり」にフォーカスをするサービスだと伺い、考えを改めました。
「自分自身のレベルアップにつなげてほしい」「インターン生にももっとレベルアップできる業務を任せるべき」「そもそも外注すべき業務を分類するところが重要」などのお話を伺い、「一度やってみよう」と思ったんです。
フリマネの初回コンサルティングで、率直にどう思われましたか?
とにかく、自分の頭を整理するところが非常に役立ちました。
中でも、当時の自分に最も刺さったのは、「良質な外注パートナー」に甘えている組織構造は脆弱性もはらんでいる、というお話でした。
たしかに、StockSunの組織構造は、優秀な人材への依存構造とも言えます。
もちろんそれはそれで参入障壁が高く、素敵な一面はあるのですが、よりリスクを低減させて拡大をしていくためには、できるだけ品質担保を「非属人的」にしなければなりません。
また、より優秀なヒトと一緒に働くためには、自分自身が高速でレベルアップしていく必要もあります。
そのためには、まずは「自分の時間を作ること」。ひいては、スキルアップ・品質担保・人材育成などの「仕組みづくり」をしていくことが必要不可欠であると痛感させられました。
フリマネの実際の使用感
フリマネを実際に導入してみて、いかがでしょうか?
それまでは無意識的に自分でこなしていたものを、「ひょっとしたら外注化できるのではないか?」と考える時間が増えました。
また、全くお世辞ではなく、実際の外注の費用やアウトプットなどのコストパフォーマンスは、非常に満足度が高いです。
外注作業は、一番最初はしんどいという面もありますが、そこはいかがでしょうか?
そうですね。。。
私の場合は外注にある程度は慣れていたという面がありましたので、そこまでしんどさは覚えませんでした。
ただし、最初にガッと業務を整理する部分は、どうしても一定数の時間を割かなければいけないのは事実です。
しかし、そこを超えれば「あとはよろしく」という形でお願いできています。
一点、私自身で編み出した工夫として言えることがあるとすれば、業務を「誰でもできるレベル」までかみ砕くところですかね。
そこはかなり外注における「肝」になると思うのですが、私の場合、その部分を基本的にインターン生に任せているため、かなりラクに業務をお願いできていると思います。
具体的にどのような業務を依頼されているのでしょうか?
調査業務、ちょっとしたデザイン業務、入稿作業、インタビューの文字起こしなど、多岐にわたってご依頼させていただいてます。
中でも最近あった話で言いますと、オンラインのWebセミナーを開催したときの一切の業務ですね。
まず、私が話す内容を箇条書きレベルで考えてまとめます。
次に、インンターン生に、資料でなんとなくレイアウトを組むところを任せる。
また、調査や数字のエビデンスが必要な部分を抽出してもらう。
最後に、資料の体裁を整えたり、誤字脱字をチェックしたり、エビデンス資料を探してもらうといった作業部分をフリマネさんにお願いする。
この3重構造を使って、自分は最初の骨子を考える部分だけを行い、「あとはよろしく」状態。ものの1-2時間で終わらせられました。
フリマネ導入後の変化
空いた時間はどのように使っていますか?
いまは、とにかくノウハウを可視化するところに時間を使っています。
ノウハウというのは、どのようなものですか?
主にWebマーケティングに関する、あらゆるノウハウです。
SEOに関する資料、サイト制作に関する資料、広告運用に関する資料、YouTubeに関する資料など、多岐にわたってノウハウを可視化し続けています。
中でも最も効果を発揮していると確信を持って言えるのが、基本的な業務フローをまとめた資料です。
私の場合、Web制作に関するご相談が多いのですが、私の強みは、Web制作に「加えて」あらゆるマーケティングを一通り理解していることと自負しています。
したがって、業務の全体観を示すことができる資料、「私だから品質を担保できるのだ」と主張できる資料が必要でした。
下記がサイト制作のフローをまとめたものになります。
すごくよくまとまっている資料ですね…! ちなみに、この資料によってどのような変化が起きましたか?
変化で言うと、大きく3つあります。
まず第1に、提案時間が圧倒的に削減できました。
より細かい部分は現在進行形で整理を進めていますが、この資料により基本的な業務フローが可視化できましたので、お客様からも「分かりやすい」とのお声を頂戴する機会が増えました。
第2に、受注率アップ・受注単価向上に間違いなく繋がっています。
正直、ここまで体系化した業務フローはなかなかないと思いますので、品質担保の証左になっています。それが受注率アップにつながる。
また、「何を考えなければいけないのか」「私がどのようなメニューをご提供しているのか」もいったんは一望できるので、たとえば、「Web制作後のマーケティング全般も任せたい」といったご依頼が、かなり増えました。
それまで、「Web制作のみ」で終わってしまっていたご依頼も、この資料と口頭での説明により、半数以上がその後のコンサル依頼につながっています。
第3に、パートナーへのインプットの時間が削減できました。
私の場合、初めて仕事をするパートナーも一定数いますので、パートナーとの「クオリティのすり合わせ」として非常に有効活用できています。
また、これはぶっちゃけ話ですが、この業務フローをすべて理解できていない方は、うちのチームではなかなか活躍が難しいです。したがって、「足切り」の材料にもなっているのが現実です。
Web系フリーランスへのメッセージ
さいごに、フリーランスの方へメッセージをお願いします。
フリーランスの世界は、まだ成熟しきっていないと思っています。
だから、普通にやっていても勝てるのはある種当然。時流に乗っているだけで、個人的には一瞬たりとも安心したことはありません。
しかし、この世界は今後、一瞬でひっくり返ると思います。 アメリカを筆頭とする海外がそうであるように、本当にスキルフルな人に案件が集中する。能力が不足しているヒトは、作業者として低単価でコキ使われる。
ひどい場合は、就職できず、年収もあがらず、「フリーランス」とは名ばかりの「実質フリーター」も出てきてしまうという世界観です。
ですので、今後フリーランスが生き残るうえで最も重要なことは、やはり「自分のスキルを磨き続けること」「強固なチームを作ること」だと思っています。 長期的な視点で見ると、必ずここに帰着すると思っています。
その点、私がフリーランスの知人から受ける質問は、「新規営業」に関するものがほとんど。
「どうやって案件を獲得しているのですか?」と。もちろん営業も重要なのですが、その質問が先立ってばかりの人は今後うまくいかないと思います。
なぜなら、僕らが理想とすべきは「営業を必要としない仕組み作り」だからです。
そもそもの「商材力」が低ければ、つまり「ダメな商品」だと、売れないもしくは案件獲得のためのコストが高騰しますよね?
それと一緒で、「ダメな商品」を売るためには、営業の労力が2倍3倍と必要になるんです。 今はある程度うまくいっていても、それを30代・40代とずっと続けていくんですか?という話。
そうならないためには、自分が常にスキルアップし、ノウハウをしっかりとストックするための「時間的余裕」をいち早く作り出すことが絶対条件なんです。 そういう意味で、フリマネさんを導入させていただいてます。
クライアントの満足度を今よりもずっとずっと向上させる姿勢、つまり「商材力を磨く姿勢」こそが、自分を守る武器になる。私はそう考えています。
記事をお読みいただいた方へ特典のご案内
特典内容
- 本記事限定で、フリマネの月額利用料を20%免除とさせていただきます。
- 正規料金が39,800円ですので、月に7,960円の免除となります。
- 1年で計算すると【約10万円】がオトクになります。
お申し込み方法
- お問い合わせページの「紹介者」の欄に「岩野圭佑」とご記入ください。
- お問い合わせをいただきましたら、フリマネ事務局より導入説明を行わせていただきます。
- 初回のご説明はもちろん【無料】です(※フリマネ導入は必須ではありません)